JA三井リースグループとの業務提携契約を締結
~再利用・再資源化を通じて、サーキュラーエコノミーの実現を加速~
株式会社リーテム(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:中島彰良、以下「リーテム」)は、サーキュラーエコノミーの推進と、顧客が抱える環境課題の解決に向けた取組みを強化するため、 JA三井リース株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:新分敬人、以下「JA三井リース」)およびJA三井リースアセット株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高沼秀明、以下「JA 三井リースアセット」)と業務提携契約を締結しましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
1.業務提携契約の背景・目的
近年、「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」への移行は、持続可能な社会の実現に向けた国際的な潮流となっています。こうした中、日本でも経済産業省が2023年に「成長志向型の資源自律経済戦略」を策定し、国内のサーキュラーエコノミー関連市場を2020年時点の50兆円から2030年には80兆円、2050年には120兆円規模へと拡大することを目指すなど、企業には資源循環型ビジネスへの転換が強く求められています。
また、設置から20~30年が経過した太陽光パネルの大量廃棄が社会課題として顕在化しており、環境省の推計によれば、2030年代後半には年間50万〜80万トンの排出が見込まれています。
こうした背景のもと、JA三井リースグループとリーテムは、リース満了物件のリユース・リサイクルを通じて、環境負荷の低減と資源の有効活用に向けた顧客課題の解決することを目的に業務提携契約を締結しました。本提携では以下の領域において、三社で協議・連携を進めてまいります。
- リース満了物件の再資源化プロセスの高度化とオペレーションの効率化
- 情報機器等の回収と安全なデータ消去による再利用支援
- 太陽光パネルをはじめとした物件のリサイクル及びリユース等の推進
- 脱炭素経営に注力する顧客への関連法制度や環境対応に関するセミナーの共同開催
- その他、循環型社会の実現に向けた多様な領域における新たなソリューションの検討
本提携により、リーテムの有する高度なリサイクル技術や処理インフラと、JA三井リースグループの幅広い顧客基盤および3R(Reduce、Reuse、Recycle)に関する知見を融合することで、資源循環型ビジネス基盤を構築・拡充し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
【三社の主な役割】
2.各社のサーキュラーエコノミーへの取組み
リーテムは、1909年の創業以来、廃棄物や資源のリサイクル、環境コンサルティングを手がける資源循環の専門企業です。自社のリサイクル工場と全国ネットワークを活用し、リユースとリサイクルの両面からサーキュラーエコノミーの実現に取り組み、サスティナブルな社会の実現に貢献しています。
JA三井リースグループは、「サーキュラーエコノミーの推進」をサステナビリティ経営の重要取組課題(マテリアリティ)の一つとして位置づけています。2025年3月期では、リース返却物件のリサイクル率が目標値95%を大きく上回る99.8%を達成し、循環型社会実現に向けた取組みを着実に進展させております。さらに、2025年度より始動した新中期経営計画「Sustainable Evolution 2028」では、「サステナビリティ経営の深化」を重点施策の一つとして掲げ、グループ全体で取組みを一層強化しております。
3. JA三井リース株式会社とJA三井リースアセット株式会社の概要
JA三井リース株式会社
所在地 | 東京都中央区銀座8-13-1 銀座三井ビルディング |
事業内容 | 賃貸事業、割賦販売事業、各種ファイナンス事業、その他付帯事業 |
代表者 | 代表取締役 社長執行役員 新分 敬人 |
URL | https://www.jamitsuilease.co.jp/ |
JA三井リースアセット株式会社
所在地 | 東京都中央区銀座8-13-1 銀座三井ビルディング |
事業内容 | リース満了業務、保険代理店業務、決算代行業務、中古物件の買取、販売業務、データ消去サービス |
代表者 | 代表取締役社長 高沼 秀明 |
URL | https://www.jamitsuilease-asset.co.jp/ |
【関連するSDGs】
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社リーテム TEL:03-5256-7041
ECS推進部 山本 Mail:yohei-yamamoto@re-tem.com
営業部 日向 Mail:yutaro-hyuga@re-tem.com