慶応義塾大学で中島賢一会長がリサイクル環境政策を講義

リーテムの会長中島賢一が慶応義塾大学湘南キャンパスにおいて、「電気・電子機器のリサイクル環境政策」の講義を行いました。

平成27年6月17日(水)、㈱リーテムの取締役会長中島賢一が慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスの1年生から4年生までの約50名の学生を対象に、「電気・電子機器のリサイクル環境政策」の講義を行いました。(写真) これは昨年に続き、袖野玲子先生による環境政策の授業の一環として実施されました。講義の内容は、日本人のものづくりの考え方、天然資源や都市鉱山の問題、家電リサイクル法や小型家電リサイクル法ができるまでの日本の環境政策、今後の資源循環について。
参加した学生たちからは、「電子機器の金属原料を採るために、採掘国で生活の糧として生きている人の数が多い事や環境破壊などの裏事情を知り、大変勉強になった。」「ものづくりの国日本が、海外からの資源の輸入に頼り、国交が悪化すると多大な損害を受けることにも驚かされた。」「商品開発の段階から環境に配慮し、国際的な取り組みや、既得権益の改善が必要だ。」「課題解決のためには、この事実を多くの人に伝え、理解協力してもらうことが大切だと思った」など大変有意義な感想があげられ、未来を担う若者たちの展望が見えました。
リーテムでは、家電リサイクル法やパソコンリサイクル法、小型家電リサイクル法など、法律をつくる際の環境政策に携わり、工場では高品位な再資源化と資源循環を実現しています。今後はこれまでにも増して、環境教育を通じてリサイクルの啓発活動にも力を入れて参ります。

■開催日:平成27年6月17日(水)11:10~12:40
■開催場所:慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス
■講師:株式会社リーテム 取締役会長中島賢一
■テーマ:環境政策
■講義:「電気・電子機器のリサイクル環境政策 ~小型家電リサイクルと資源循環~ 」