■業務について語るvol.1 |広報グループ 工藤博之

『業務について語る』と題してリーテムの社員を紹介してきます。第1回目はエコタイムズの作成に関わった広報グループの工藤氏にお話を伺いました。社外PR方法が目まぐるしく変わる昨今。リーテムでどのような思いで働いているのでしょうか。

●リーテムの広報での役割はなんだと思いますか?
 ここ十数年は社外へのイメージアップが特に大きな業務であったように思います。
最近ではエコや3Rなど環境についての言葉を一般の方々でも耳にするようになりましたが、それまではこの業界のイメージは良いとは言えませんでした。廃棄物はゴミというイメージなどがあったようです。リーテムでは廃棄物はゴミではなく、貴重な都市鉱山であるといち早く考え、ホームページ、会社案内、CSRレポート、会社案内の動画、東京工場のデザインにいたるまで、イメージアップに努めてきました。

●エコタイムズ(CSRレポート)をブログにしたのも、その一環ですか?
 一環というよりは、時代の流れに適応させたい思いが強かったです。7年くらい前からFace BookやTwitterなどのSNSが流行し、膨大な量の情報を瞬時に(出来事の発生とほぼ同時くらいの速さで)取得できる社会になりました。しかも多くの方々が(しかも想定されない閲覧者が)、ウェブを通して閲覧できる世の中になりました。私はどちらかというと紙媒体派で、紙の触り心地や文字の見え方がとても好きですが、広報グループでも、こうした状況を見過ごす訳にはいかないと考えました。
 ウェブは写真や動画を見せる事によって人に感動を与える事を得意としています。一方、紙媒体は文章で詳細を伝える事に向いています。そうした違いをPRの媒体として使い分けできるようにする事は、心理学的要素もあり広報としてもやりがいがあります。

●今後の広報の展望についてどう思っていますか?
 リーテムの素晴らしい活動を多くの方々にもっと知ってもらいたいです。そのために、1日1日感動を与えるPR方法をどんどん考えて実践して行きます。社員の熱い思いが社外にもっと伝えられる。そのために何ができるかを考え、形にしていきます。
 また、社内のコミュニケーションも活性化していきたいです。リーテムは各事務所が離れています。どんな社員がいるのか、事業所毎で何が行われているのかがわかりにくくなる事があります。そうしたデメリットを改善するため、社内報ブログの運用を6月から始めました。業務については各会議でお話されていますが、仕事を円滑にするにはもっと雑談的な日常会話的なものが必要と考えました。お互いの働いている環境を知り、人間性を知る事により、より良い仕事ができるのではないでしょうか。
 広報の醍醐味は時代時代にあった方法で、社外・社内問わず、すべての人の架け橋になることが(またはその環境を整えることが)だと感じています。

今回、お話を伺った広報グループの工藤氏。
ブログの活用などからガジェット好きかと思いきや、尺八が得意という渋い一面を持っていました。
人は外見によらない??
次回はマネジメント推進部、森田氏に社内マネジメントについて伺います。