高校生を対象にした科学・社会講座『イノベーションキャンパスｉｎつくば２０１５』が８月１９～２１日、茨城県つくば市のつくば国際会議場で開催されました。１９日は全国から約１,０００人の高校生らが参加し、リーテムを含めた企業や研究機関からの講師の話に耳を傾けました。

　授業はサスティナビリティ・ソリューション部の浦出陽子部長が行い、『都市鉱山から金属を再生！ リサイクル最前線での挑戦』と題して、都市鉱山の重要性と課題についてお話をしました。あまり目にすることがない資料や写真に高校生たちは真剣に聞き入っていました。一方、ブースでは、実際に携帯電話の解体をライブで行ったり、エコリュックサック、アンケートの実施等を行い、1時間弱の実施時間にも限らず、200人以上の生徒が訪れました。高校生の皆さんから頂いたアンケートはまた別の機会にご紹介ができればと考えています。

　多くの高校生の皆さんは環境問題などに強い関心がある一方、それほど資源の問題については興味がなかったようです。資源問題、資源リサイクルについて、さらなる啓蒙活動と熱意が必要と感じました。