6月は環境月間、6月5日は環境の日

今回のコラムは、いつもとは少し趣を変えて、6月5日が環境の日、6月が環境月間とのことを受け、これらに関する情報をいくつかご案内します。

先日、CO2の大気中の平均濃度が400ppmを超え、「世界は目を覚まさなければならない」との声明も発表されました。

CO2濃度、平均400ppm超えで「危険領域に突入」

ハワイの観測所で温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)の大気中平均濃度が400ppmを超えたのを受け、気候変動枠組み条約(事務局ドイツ・ボン)のフィゲレス事務局長は5月13日、以下の声明を発表し、危機感を露わにされました。
・「人類は歴史的な境界を超え、新たな危険領域に突入した」
・「世界は、400ppmを超えたことが人類の安全保障や福祉、経済発展にどのような悪影響があるのか思い起こし、目を覚まさなければならない」

また、地球温暖化の危機に対処するため、国際社会に対して、温暖化対策の取り組みを強化するよう求められました。

◆河北新報社 ~CO2濃度「危険領域に突入」 400ppm超えで~
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/05/2013051301002244.htm

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(弊社、2012年CSRレポート(本年度は新聞形式)内の写真)

https://www.re-tem.com/pdf/2013.pdf

気象庁 ~日本の大気中の二酸化炭素濃度について~

・報道発表日:平成25年5月21日
・概要:今年4月までに、気象庁の全ての温室効果ガス観測地点で二酸化炭素濃度の月平均値が400ppmvを超えました。

◆気象庁
http://www.jma.go.jp/jma/press/1305/21a/2013co2.html

「環境」を考えるイベント など

毎年6月は環境月間とのことで、これまでも様々なイベントがありましたが、今年はこのCO2の危険領域とのことを踏まえて、以下のイベントに参加されてはいかがでしょうか。

◆エコライフ・フェア2013

・日程:6月1日(土)、2日(日)
・場所:都立代々木公園(ケヤキ並木・イベント広場)
・費用:入場無料
・主催:環境省
・エコライフ・フェアとは・・
環境月間行事の代表が、「エコライフ・フェア」です。エコライフ・フェアでは、子供から大人まで、楽しみながらライフスタイルを見つめなおすきっかけとなる、さまざまなブースが出展しています。(本サイトより引用)

◆ECOパーク2013

http://www.nhk.or.jp/eco-channel/jp/event/event2013/ecopark/
(パンフレット)

クリックしてecopark2013.pdfにアクセス

・日程:6月1日(土)、2日(日)
・場所:NHK放送センター
・費用:入場無料
・主催:NHK
・ECOパーク2013とは・・
「ECOパーク2013」は、NKK環境キャンペーンの一環として「あしたをつくろう―ECO Action for the Future―」をテーマに開催するイベントです。参加体験型の展示やステージなどを通して、地球と私たちの“あした”をつくるためのヒントやアイデアを考えていきます。(本サイトより引用)

◆国境のない地球環境 ~移動する大気・生物・水・資源~ (シンポジウム)

http://www.nies.go.jp/sympo/2013/index.html

・日程、場所:6月14日(金)東京会場、6月21日(金)京都会場
・費用:入場無料(事前申し込み)
・主催:独立行政法人 国立環境研究所
・本シンポジウム(概要)・・
国立環境研究所の公開シンポジウムは、毎年6月の環境月間に東京と京都で開催し、環境研究の最新成果を報告する恒例の公開シンポジウムです。当研究所が実施している調査・研究を通じて得られた経験や知見を広く皆様にご報告する機会として公開シンポジウム2013「国境のない地球環境~移動する大気・生物・水・資源~」を企画いたしました。多数の皆様のご参加を心よりお待ちしております。(本サイトより引用)

6月5日は環境の日、6月は環境月間

◆環境省 ~環境の日及び環境月間~

http://www.env.go.jp/guide/envdm/index.html

6月5日は環境の日です。これは、1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。国連では、日本の提案を受けて6月5日を「世界環境デー」と定めており、日本では「環境基本法」(平成5年)が「環境の日」を定めています。
「環境基本法」は、事業者及び国民の間に広く環境の保全についての関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高めるという「環境の日」の趣旨を明らかにし、国、地方公共団体等において、この趣旨にふさわしい各種の行事等を実施することとしています。(本サイトより引用)

◆愛知県 ~平成25年度「環境月間 県民のつどい」の開催について~

http://www.pref.aichi.jp/0000060448.html

・日時:平成25年6月5日(水)午後1時30分から午後3時30分まで
・場所:愛知県女性総合センター(ウィルあいち) ウィルホール
・対象:一般県民、県内事業者等
・内容:田原総一朗氏、講演「時代を読む ~持続可能な社会に向けて~」
・費用:無料

◆鹿児島市 ~かごしま環境未来館イベント【環境月間企画展】の開催~

http://www.city.kagoshima.lg.jp/_1010/shimin/4kankyoricicle/learn/_36051/_40044.html

・期間:平成25年6月1日(土)から23日(日)
・費用:無料
・内容:モノのじゅんかん

ゴミゼロ運動 (5月30日はゴミゼロの日)

◆千葉県のゴミゼロ運動の実施について

http://www.pref.chiba.lg.jp/shigen/press/2013/gomizero-25yotei.html

本年度のゴミゼロ運動は、5月26日(日)を中心に、県内の各地域において、散乱空き缶等の一斉清掃を実施します。ゴミゼロ運動は、関東甲信越静の各都県が共同歩調を取りつつ、環境美化運動として推進してきているもので、昭和57年度から実施し、今回で32回目となります。(本サイトより引用)

 

このように、各地で”環境”に関するイベントが行われます。

冒頭の報道記事にもありますとおり、CO2の大気中の平均濃度が400ppmを超え、日本の気象庁からも同じように報道発表されております。

「今」我々ができることは何か、「今」何を見て知り学ばなければならないのか、どのような取り組みを今後行うべきなのか、これらを考えるのは ”今” かもしれません。
6月の環境月間の様々なイベントでは、このような ”今” 何ができるのか、などのヒントを見つけにお出かけされてはいかがでしょうか。

また、リーテムでも同様の取り組み、環境教育と題した体験型のプログラムも用意しており、みなさまの取り組みをお手伝いさせていただいております。

◇体験型環境学習プログラム

◇環境ビジネス スタディーツアー

 

リーテムでは、これらの環境教育と合わせて、毎年CSRレポートを発行させていただいております。前述の環境問題等についても今年は新聞形式で、地球温暖化についてなどご紹介させていただいております。

https://www.re-tem.com/ecotimes/csr-backnumber

みなさまとともに考え、そして手を取り合って、力を合わせて行動していければと考えておりますので、ご関心、ご興味のある方は本新聞をお読みいただければ幸いです。

平成25年5月23日
株式会社リーテム
マネジメント推進部
坂本裕尚