日本工学院八王子専門学校にて東産協会女性部が特別講義を実施

「地球にやさしいってどういうこと?環境を仕事にするってどんなこと?」と題して、日本工学院土木・造園学科1年生に出前授業を行い、リーテムも協力しました。

2017年2月16日(木)13:30~15:00日本工学院八王子専門学校にて 東京都産業廃棄物協会女性部が出前授業を行いました。
これは東京しごと財団から同協会が受託した団体課題別人材力支援事業の一環で、環境意識を高め、産業廃棄物業界への人材獲得、人材育成、定着率向上を目指すための活動です。リーテムからはマネジメント推進部の森田建治、陶山純子と総務部の植田千晴が参加しました。

今回は日本工学院土木・造園学科の清水憲一教授のご協力で学生66名に参加して頂き、まず始めに東産協女性部から産業廃棄物業界が社会の中でどのような役割を担っているのか、社会の仕組みとその必要性についてお話しました。
続いて、金属資源リサイクルの必要性とメリットをお伝えし、実際に自分たちで携帯電話を解体して、中に使用されている金属資源について学びました。
また日本庭園や造園に使用する道具類のリサイクル選別について、クイズ形式で挑戦しました。さすがに土木・造園学科ということで大いに盛り上がり、皆積極的に発言してくれて理解度の高さを実感しました。

学生たちからは、
「今までリサイクルしなくても大丈夫だと思っていたが、実は50年先には捨てられる場所がないので気を付けたい」「リサイクルの奥深さやいつも使っている小型家電の中を知ることができた。」「廃棄時にリサイクルしやすい資材やしにくい資材があることを理解できた。」「現場での分別をしっかり行うことで、リユース、リサイクルを増やすことができるのでは」「発注数量などを適切にすることで、現場から発生する廃棄物を減らすことができるかもしれない」「こういった会社が日本を支えていると感じた。」「社会人と交流ができてよかった。」など多くの意見が出ました。
また土木・造園学科ということで、就職の選択肢をあまり広く持っていない学生が多い中、この業界に興味をもってくれた学生もいました。

今後も循環型社会を目指してこのような活動を続け、産業廃棄物業界の未来を担う学生たちが増えることを祈念しています。

※この様子は循環経済新聞(20170308号)でも紹介されました。

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