アジア生産性機構のアジア自治体政府職員の工場見学

アジア自治体政府職員が日本の廃棄物リサイクルを研修するため、リーテム東京工場を視察しました。

APO(アジア生産性機構)におけるアジア自治体政府職員は、日本の自治体職員との交流も含め、日本での廃棄物・リサイクルに関する全般的な研修のため、リーテム東京工場の視察に訪れました。
APOでは、2006年より3Rに関するプロジェクトを開催しており、2008年と2009年には3R拡大の需要を受けて、3Rに関するセミナーやワークショップを日本で開催し、日本の進んだ環境技術、リサイクル技術を学びました。こうした継続的な要請をうけ、今回の3Rに関する視察団は、どのように3Rが資源利用の効率性を高め、持続可能な循環経済や健全な資源利用ができる社会を作っていくかを分析します。
リーテム東京工場では、リーテムの事業内容の他、リサイクル工程の見学や環境教育もご紹介しました。
優れた技術があるだけではリサイクルが進まないため、国への法律作りのサポートや自治体との回収システムの構築、環境教育や研修などにも力を入れ、実践していることをお話しました。
見学者からは、「是非私たちの国にも来て欲しい。素晴らしい取り組みだ。」などたくさんの感想を頂きました。

この模様は、INDUST10月号の循環型社会構築の中で「9つの廃棄物処理施設の整備を果たした東京スーパーエコタウン」と題して、鳥取環境大学サスティナビリティ研究所長の田中勝氏が視察の内容を記事に掲載し、事業の重要性をお伝えしています。