東京工場

東京工場

2005年に竣工、稼働した最新鋭高性能工場。国の都市再生プロジェクトの一環として東京臨海部に建設された「東京スーパーエコタウン」の一翼を担っています。廃製品をスピーディに回収できる都内という地の利を生かし、首都圏で排出される金属系廃棄物を中心にさまざまな廃棄物を再資源化しています。ATMのような大型情報機器など情報漏洩が懸念される廃棄物もそのまま破砕機に投入することにより情報を完全に破壊処理し、安心安全な高効率リサイクルを行います。また、その他の電子電気機器類・情報機器など非鉄金属の資源を多く含んだ資源物については、水戸工場との連携で高効率に再資源化処理を行っています。

BELS認証を取得

リーテム東京工場は2024年、建築物省エネ法に基づいて2016年国交省告示第489号「建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針」に定められた評価制度の一つである『BELS(ベルス)』認証を取得しました。空調システムや換気・照明設備などに省エネルギー化対策を施した結果、標準的な建築物と比べて一次エネルギー消費量108%の削減、最高ランクである五つ星(キラ星、ZEB取得)の取得に成功しました。

BELS(Building-Housing Energy-efficiency Labeling System)とは
建築物省エネルギー性能表示制度の略称で、省エネルギー性能に特化した評価・表示制度です。建築物の一次エネルギー消費量に基づきBELS評価機関が5段階で評価し、省エネルギー性能・表示する制度となっています。

所在地 〒143-0002 東京都大田区城南島3-2-9
TEL 03-3790-2100
FAX 03-3799-8500
主要設備 特殊破砕システム一式
敷地面積 5,292.87㎡
処理能力
産業廃棄物の種類 単独処理能力 混合処理能力
廃プラスチック類 432t/日 864t/日
金属くず 960t/日
ガラス
コンクリート
陶磁器くず
1,032t/日
木くず
物品賃貸業に係る木くず
および貨物の流通のために
使用したパレットに限る
60t/日

東京工場の特徴

都市密着型だから、物流がもたらす環境負荷を低減

廃棄物の大量排出地である都内に立地しているため、迅速な廃棄物の回収と物流費の低減化を実現。
さらに、移動距離が短くて済むため、運搬の際に発生するCO2などの環境負荷の低減にもつながります。

大量排出地に対応する、864t/日の巨大な処理能力

処理能力は1日24時間で864t、10tトラック約100台分に相当します。
都市鉱山から排出される大量の廃棄物を短時間で再資源化しています。

東京工場へのアクセスはこちら

工場見学はこちら

※施設の概要(設置年月日:平成17年4月28日)
特殊破砕システム:水戸工場の特殊シュレッダーを更に改良グレードアップし、破砕及び選別効率を向上。また24時間の処理体制を構築し繁忙期の対応も可能とした。

東京工場の処理フロー

東京工場の処理フロー

グリーン電力

グリーン電力とは、風力や太陽光、バイオマス、マイクロ水力、地熱などの自然エネルギーから生みだす電力やこの電力を購入する仕組みのことをいいます。グリーン電力は、発電時に排出する二酸化炭素が少なく、地球温暖化防止に貢献するなどの環境付加価値(EAV―Environmental Added Value)があります。

リーテム東京工場では「日本自然エネルギー株式会社」と契約し、バイオマス発電によるグリーン電力を使用しており、「グリーン電力証明書」を受けています。
「グリーン電力」をリーテム東京工場で使用する一部の電力相当量に割り当てる事で、CO2排出量を低減するリサイクルを推進しています。

グリーン電力